内装の性能を満たす
壁・床・天井などの内装には、部屋の用途や使い方により、さまざまな性能や機能が必要になります
統一感を持たせるデザイン
住宅では狭い空間が、数多くの部屋で区切られ廊下・階段によって繋がります。
この細かく区切られた、さまざまな用途の部屋や空間をデザイン的に統一感を
もたせることが大切です。
異なる材質の仕上げ材であっても、色柄や内装材の収め方などに統一性を持たせ、
バランスのとれた組合せとなるようにすると仕上がりも綺麗になります。
部屋の用途別に必要な性能
キッチンなど火を使用する場所では、内装に関する法規制が及びます。
この場合、石膏ボードや塗り壁、タイル仕上げなど不燃材料を用いる
ことが必要になります。
これらは、いずれも欠くことができない性能条件となります。
この他、断熱や遮音といった要求では、部屋の部位により要求の度合
いが分かれるものもあります。
これらは、仕上げ材の持つ性能だけでは、満たすことができません。
断熱や遮音性に富む下地材などを用い、構造体・下地材を一体化した
構造としなければ真の性能は発揮されません。