1. HOME >
  2. 木造の外壁の構造
  • New Photo

木造の外壁の構造

82f36c342a9efe915ffff50debd8b65b_s
木造住宅の耐久性を考たとき、昔から、柱や土台、ハリといった部分が重要視
されていました。

構造がしっかりしていれば、その外部(壁、屋根)は必要に応じ、リフォーム
できるという考え方です。

そこには、当然、建材そのものへのこだわりがあり、強く丈夫な樹種、長い年月
が経っても色あせず、風格のある樹種が重用という傾向がありました。

外壁には、古くからモルタル塗りを下地に仕上げをする、塗り壁が主流でした。
欠点は、壁に亀裂が入りやすいことですが、仕上げ方法によって和風にも洋風
にもできますし、入り組んだ複雑な部分にも塗り込むことができます。
モルタル塗りは、外壁材として万能ともいえます。

現在は主にサイディング材が多く使われています。防水や防火などには適してい
ますので安心できる材料です。

一方、細かな施工部分に不向きで、時の経過と共に色あせなどが、心配される
デメリットがあります。
4tq
外壁をつくる際には、外装材の持つデザイン的な要素も大切ですが、機能面との兼ね合い
も考える必要があります。

また、延焼を防ぐための防火性や、雨風に耐える強さや、防水性、耐久性などと共に、
ある程度の断熱や遮音性など考慮が必要です。